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繊維卸問屋街の蔵出し(バーゲン)に友人と行ってきました。
私は以前にも行ったことがあるのですが、友人は卸売業者のバーゲン(一般消費者への小売り)というのは初体験だったため、大変昂奮してました。ま、確かに、びっくりするくらい安いですから。
最初に友人がびっくりしたのは、デパート等の店頭でどう安く見積もっても10万円はすると思われるコートに5000円の値札が付いているのを見たときです。
友人が「なんでー?」と驚愕しているので、私がチェックしたところ、それはいわゆる傷物扱いで店頭から返品されてきていたものでした。それを聞いて、友人が傷を探すのですが、彼女にはその場所がわかりません。で、「どこに傷???」と私を見てきます。ご存じの方も多いでしょうが、傷アリ、汚れアリとして返品された商品には、その傷や汚れの場所を示す札が付いています。服のかたちがプリントされた札が付けてあって、洋服の傷のある場所(例えば右胸とか)にボールペンなどでマルやバツが付けられて「汚れ」とか「キズ」とか書かれています。
私がその札を見たところ、左胸のところがチェックされていて「キズ」と書かれていました。「ああ、ここだよ」とその場所を友人に示したところ、友人がさらに驚愕。「これのどこがキズー?」と。
何かが長時間その場所に押しつけられていたのでしょうか。ちょっとね、その部分だけ、繊維が寝てました(何て言ったらいいかわかんないんだけど、カーペットとかに机の脚の跡が付いているという感じ。でも、言われなきゃ全然わからない。多分元の状態に戻すことも可能)。
後はね、店頭でマネキンが着ていたものも、もう商品価値がないので、どこにも支障ないのに市価の一割くらいの値段になってるんですよね。もちろん割引率は店舗によって違うので、もっと安い場合もあります。
そういう破格の商品以外(通常の商品)であっても、小売店ではなく卸売業者の価格ですから、全体的にとにかく安いんです。
ただね、デパート等のバーゲンと違って、「私はこのブランドしか着ないから、この店に行くわ」という行動がとれません。卸売業者ですから、婦人のスカート・ズボンだけを扱っているとか、ジャケットだけ、ニット製品のみ、革製品のみ、スーツのみ、生地のみなど、特定の商品だけを扱っている企業が一般的なんです。従って、トータルコーディネートを一つの店舗で完結させることは基本的にはできません。
だから、「何か掘り出し物があるかな」なんて普通のウインドーショッピングみたいな感覚でいると、目移りして疲れるばかりなんですよ。
私は普段のショッピングでも、例えば「ジャケットを買うぞ(万が一他に気に入ったものがあればそれも買う)」という目的を持って行きますので、目的外の店舗や商品は余程のことがない限り、また時間や体力に余程余裕がない限り、スルーなのです。加えて、好みの色・柄が限定されていますので、ざっと店頭を見回して、目的のコーナーの、目的の色の商品しか手に取りません。なので、複数の店舗を回る場合でも、私のペースはかなり速いのです。
が、女性というのはどうしてこう、買う気もないのに楽しそうにいろいろと手に取るんでしょうか(泣)。──と、彼女を見ていて思いました(私も女ですけど。一応)。
買う気もないのに、彼女は「これカシミヤだよ〜w」とか「ミンクだって。(肌触りが)気持ちいい〜w」とか「これ、すごくかわいいよ〜w」とか、いちいち引っかかるわけ。特定の品種だけなら、例えば「ああ、コートが欲しいんだな」とか思うわけなんですが、コートも、パンツも、セーターも、鞄も、靴下までも! とにかく多様な商品を手に取るわけ。で、いちいちタグで、素材とか生産地を確認するわけですよ。しかも、全店舗(紳士服除く)。
おかげで私はめちゃ疲れました。
ちなみに、私はスカートと超薄手のニットを二着買いましたが、彼女は何も買ってません。
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